布団を変えて悪化した首と腕のしびれ 青葉区の整骨院で根本改善へ

新しい布団が招いた予想外の体調悪化
良かれと思った投資が裏目に
「良くなると思って16万円も出したのに、まさかこんなことになるなんて…」
K様が当院の扉を開けたとき、その表情には不安と戸惑いが色濃く浮かんでいました。電気工事という専門技術を要する仕事に従事するK様。日々の作業で首や背中に負担がかかることは自覚していました。そこで思い切って東洋羽毛の高級布団に買い替えたのです。
しかし、期待とは裏腹に症状は悪化の一途を辿りました。最初は背中の痛みだけだったものが、2週間前からは手にしびれが出始め、来院当日の朝には足にまでピリピリとした感覚が広がっていたのです。
「やべぇ、どうしたらいいんだ」「仕事できなくなるんじゃない?」
K様の言葉には切実さが滲んでいました。電線を切ったりドライバーを使ったりする細かい作業が必要な仕事。手足のしびれは職人にとって致命的です。実際、工場でできる限られた仕事しかこなせない状態になっていました。
自己対処の限界と専門家への相談
K様はこれまで様々な自己対処を試みてきました。布団だけでなく枕も新調し、マットレスを重ねたり戻したり。フェイタスを塗り、痛み止めを飲み、肩甲骨の運動も欠かさず行っていました。
それでも改善しない。むしろ悪化する一方。
「接骨院がいいのか整体なのかお医者さんにすぐ行くべきなのか、みんなどうしたらいいんですか? 」
この言葉が、K様がもう自分ではどうにもできないという限界に達していたことを物語っていました。
症状の背景にあった生活と仕事の実態
電気工事という職業特性
K様の仕事は電気工事。毎日電線を切り、ドライバーを握り、細かな配線作業を繰り返します。この仕事は想像以上に体への負担が大きいのです。
特に親指の使用頻度が高く、K様自身も「親指が痛いですよ、いろいろたまに。1週間に1回くらい見て、ビビってなるんですよ」と話していました。骨の変形も自覚しており、長年の職業的負担が蓄積していることがうかがえます。
36歳で独立してから、電気工事の手伝いなど体を酷使する仕事を続けてきたK様。過去には重い物を持った際に腰を痛め、3〜4日後には動けなくなった経験もありました。
ストレートネックという構造的問題
K様の首はストレートネック。本来、首の骨は緩やかなカーブを描いているべきですが、K様の場合はそのカーブが失われ、まっすぐになっていました。
「朝ストレートネックを少しでも直そうと思って、ストレッチをしてるんですよ」
自己流のストレッチを試みても、かえって症状を引き起こしてしまう状態。これは首の構造そのものに問題があることを示していました。
仕事柄、前かがみの姿勢が多く、猫背気味になりやすい環境。肩甲骨と首の間は常に苦しさを感じ、朝起きる時は自分で肩を揉んでからでないと起き上がれないほどでした。
睡眠環境の変化が引き金に
転機となったのは布団の買い替えでした。それまで使っていた低反発のマットレスは、別のマットを敷いた上に重ねて使用しており、かなり柔らかい寝心地でした。
展示会で東洋羽毛の布団を試したとき、圧力を分散する感触が気持ちよく感じられ、16万円という高額ながら購入を決意。しかし実際に使い始めると、体が慣れないのか、日に日に症状が悪化していったのです。
「慣れないのかなと思いつつ。でも今日の朝、急に寝返りしたらここまで痺れてきてピリピリ、ピリピリ」
新しい布団が体に合わなかったのか、それとも元々の体の歪みが表面化したのか。いずれにせよ、睡眠環境の変化が症状悪化の引き金となったことは確かでした。
来院時の深刻な症状
手足に広がるしびれの恐怖
来院当日の朝、K様は寝返りを打った瞬間に腕までしびれが走る経験をしました。ピリピリとした感覚は手だけでなく、足にまで広がっていました。
「手は薄いビニール手袋付きでやってる感じ。一枚膜が張っている感じ」
この表現が、しびれの質を的確に表していました。2週間前から続く手のしびれに加え、足のしびれは初めての経験。くしゃみをしたり、ちょっと動いたりするだけで足の方にピリッとくる状態でした。
さらに不思議な症状として、風呂に入ると胸周りが冷たく感じるという感覚異常もありました。これは肩が痛くなってから始まった症状で、周りが暖かい中、その部分だけ冷たく感じるという奇妙な感覚でした。
仕事への深刻な影響
症状は日常生活だけでなく、仕事にも深刻な影響を及ぼしていました。工場でできる仕事は限られており、少し動いたり向きを変えたりすると呼吸がピリッとなって苦しくなります。
肩甲骨と首の間の苦しさは常にあり、力を入れて突き込んだりした時にピンとくる感覚。夜中も痛みで目が覚め、塗り直したりシングルを変えたり、枕を変えてボタンを戻したりと、安眠できない日々が続いていました。
痛み止めも効かない絶望感
K様は痛み止めを塗り、内服薬も服用していました。来院当日は朝10時頃に痛み止めの薬を2つ飲んでいました。
「ちょっとマシにはなります。本当に少しですね」
しかし効果は限定的。神経のしびれには痛み止めはあまり効果がなく、肩こりは少し楽になる程度でした。膝が痛い時は一発で効くのに、今回の症状には思うような効果が得られません。
夜中も起きて、もう一回塗り直したりして、なんとか2時間は寝られる程度。睡眠不足も重なり、心身ともに疲弊していました。
専門的な評価で見えてきた原因
神経学的検査による鑑別
当院ではまず、症状が腰から来ているのか首から来ているのかを見極める必要がありました。そこで神経学的な検査を実施しました。
つま先立ちとかかと歩きのテスト。これができない場合、腰のヘルニアや脊柱管狭窄症などを疑わなければなりません。K様はこの検査を問題なくクリアしました。
次に仰向けで足を上げるテスト。腰の神経がダメージを受けていれば、この動作でしびれが出るはずですが、K様には出ませんでした。これにより、腰の神経の問題ではないことが確認できました。
腕を上げる動作でも、左右差はあるものの、腕にビリビリしたりすることはありませんでした。これらの検査結果から、腰や肩周りの神経自体に重大なダメージはないと判断できました。
上を向く動作での特異な反応
しかし、顔を上に向ける動作では明確な反応がありました。上を向くと、足にピリッとしびれが走るのです。
通常、上を向いて腕に症状が出るケースはよくあります。しかしK様の場合は足に出る。これは背骨の中の神経の圧が高まることで起きる反応でした。
「私も経験あるんですけど、くしゃみとかすると腕にビリビリきたりとか、足にビリビリときたりとか」
施術者自身の経験も交えながら、K様の症状が背骨の神経の状態と関連していることを説明しました。上を向くだけでビリビリくる状態は、神経が敏感になっている証拠でした。
筋肉の緊張と関節の硬さ
詳細な触診により、背中の筋肉、肩の筋肉、胸周りの筋肉が非常に硬くなっていることが確認できました。特に左側の方が硬く、肩甲骨の動きも制限されていました。
右側も硬いのですが、左側ほどではありません。左の方が肩甲骨の内側に指が引っかかりにくく、より硬直していました。
猫背気味の姿勢も問題でした。前かがみの作業が多い仕事柄、胸周りの筋肉が縮こまり、背中の筋肉は引き伸ばされて硬くなっていました。この筋肉のアンバランスが、神経の圧迫を助長していたのです。
施術アプローチと改善への道筋
全身のバランス調整
施術では、背中の緊張を緩め、肩周りの筋肉をほぐし、胸周りの硬さを改善することに重点を置きました。単に局所的にマッサージするのではなく、全身のバランスを整えることが重要です。
仰向け、横向き、うつ伏せと体位を変えながら、丁寧に筋肉を緩めていきました。特に肩甲骨周りは念入りに施術。肩甲骨が内側に引っかかるようになることで、可動域が改善します。
日常的に使われている筋肉だからこそ、疲労が蓄積しやすく、硬くなりやすいのです。そのポイントを的確に捉えて施術することで、効果的に緊張を解放できます。
神経の圧迫を軽減する工夫
上を向く動作で足にしびれが出る症状に対しては、背骨周りの筋肉を緩めることで神経の圧迫を軽減する必要がありました。
首の筋肉、特に深層の筋肉を丁寧にほぐしていきます。力が入っている状態では効果が薄いため、できるだけリラックスしてもらうことが大切です。
「ちょこちょこピリピリきますね」
施術中も時折しびれが出ることがありましたが、これは神経が敏感になっている証拠。無理に押し込むのではなく、優しく、じっくりと筋肉の緊張を解いていきました。
施術後、再度上を向く動作を確認すると、「最初よりは動いている。ちょっと楽な感じが出ている」とK様。即座の劇的な変化ではないものの、確実に筋肉が動きやすくなっていることを実感していただけました。
日常生活でのセルフケア指導
施術だけでなく、日常生活での工夫も重要です。K様は既に肩甲骨の運動を1日に3回行っていました。
「それは続けていただいていたほうが全然いいと思います。それもやらないとより硬くなってしまうような状況になっちゃうじゃないとなんか目こぜになっていく気がして」
この自主的な取り組みは非常に良いことです。肩甲骨を寄せて、広げて、回す動作を続けることで、筋肉が固まるのを防げます。
ただし、痛みが出る動作は避けるべきです。「なんか、ベレッとくるんだったらやめた方がいい。その動きはやめた方がいいんですけど。それがなければ、体操は続けててもらっていいので」
布団についても、新しい布団が合わないようであれば、無理に使い続ける必要はありません。実際、K様は枕を元に戻し、マットも調整していました。
職業特性と体のケアの重要性
電気工事という仕事の負担
電気工事は見た目以上に体への負担が大きい仕事です。電線を切る、ドライバーを回す、配線を通す。これらの作業は手先の細かい動きと力が必要で、特に親指への負担が大きくなります。
K様も「親指をよく使いますね。親指が痛いですよ、いろいろたまに。1週間に1回くらい見て、ザザザってなるんですよ」と話していました。
さらに、工場や現場での作業は前かがみの姿勢が多くなります。配電盤の配線作業、天井の照明工事、床下の配線など、常に首や背中に負担がかかる姿勢を強いられます。
若い頃は出張も多く、北海道や伊勢、兵庫など各地を回り、工場建設に携わってきたK様。一人で建築屋さんと一緒に建物を建てるという、体力的にもハードな仕事を長年続けてきました。
過去の腰痛経験と体の変化
K様には過去に腰を痛めた経験がありました。36〜37歳頃、独立してデッキ工事をしていた時、重い物を持った際に腰がボリッと鳴ったのです。
3〜4日後には腰が動かなくなり、近所の接骨院へ。電気治療を受け、足が上がるようになるまで通院しました。最初は45度まで足が上がらず、外科への紹介も検討されたほどの重症でした。
この経験から、体のケアの重要性は理解していたものの、仕事が忙しく、なかなか自分の体のメンテナンスに時間を割けなかったのが実情でした。
独立後は特に忙しく、体のケアは後回しになりがちでした。
定期的なメンテナンスの必要性
今回の症状悪化を機に、定期的なメンテナンスの重要性を改めて認識する必要があります。
自己流のストレッチや運動は良いことですが、専門家のチェックも定期的に受けることで、悪化する前に対処できます。
「たまに凝った時に全然良いと思います」という施術者の言葉通り、症状が悪化してから慌てるのではなく、凝りを感じた段階で早めにケアすることが理想的です。
仕事柄、体への負担は避けられません。だからこそ、定期的なメンテナンスで体をリセットし、良い状態を保つことが、長く仕事を続けるための秘訣なのです。
睡眠環境と体調の深い関係
低反発マットレスの功罪
K様が以前使っていたのは低反発のマットレス。別のマットを敷いた上に重ねて使用しており、かなり柔らかい寝心地でした。
低反発マットレスは最初の印象は非常に良いものです。体が沈み込み、包み込まれるような感覚は気持ちが良く感じられます。しかし長期的には問題が生じることがあります。
体温で温まると徐々に沈み込み、体が「く」の字に曲がった状態で固定されてしまいます。特に腰痛がある方には、この沈み込みが症状を悪化させる原因となることがあります。
最初は気持ちいいけれど、沈み込みすぎる。この特性が、K様の体には合わなくなっていた可能性があります。
高級布団への期待と現実
展示会で東洋羽毛の布団を試したとき、圧力を分散するサンブラフィンのような感触が気持ちよく感じられました。16万円という高額でしたが、体のために良い投資だと考えたのです。
展示会での短時間の試用では良い感触でした。しかし実際に毎晩使い始めると、体が慣れないのか、日に日に症状が悪化していきました。
良くなると思って高い買い物をしたのに悪化した。この現実は、K様にとって大きなショックでした。
自分に合った寝具の見つけ方
寝具選びは非常に難しいものです。展示会や店舗で短時間試しただけでは、本当に自分に合っているかはわかりません。
「100%会う人がいませんからね。っていう迷惑されてるんですよ。100人100様ですからね。確かにそうですよ」
体型、体重、筋肉量、骨格、既往症など、人それぞれ条件が異なります。ある人には最高の寝具が、別の人には全く合わないということは珍しくありません。
K様の場合、新しい布団が合わないと感じたため、枕を元に戻し、薄いマットを追加するなど調整を試みました。
様々な調整を試みても改善しない場合は、思い切って元の環境に戻すことも選択肢の一つです。高額な投資をしたからといって、体に合わないものを無理に使い続ける必要はありません。
首の構造と神経症状の関連
ストレートネックとは何か
ストレートネックとは、本来緩やかなカーブを描いているべき首の骨(頸椎)が、まっすぐになってしまった状態を指します。
正常な首の骨は、横から見ると前方に向かって緩やかなカーブ(前弯)を描いています。このカーブがクッションの役割を果たし、頭の重さを分散させています。
しかしストレートネックでは、このカーブが失われ、頸椎がまっすぐに並んでしまいます。すると頭の重さ(約5〜6kg)が首の骨に直接かかり、筋肉や神経に負担がかかります。
K様も「首がストレートネックで」と自覚しており、朝起きる時に肩を揉んでからでないと起き上がれないほどの症状がありました。
神経の圧迫メカニズム
首の骨の中には脊髄という太い神経の束が通っています。この脊髄から枝分かれして、腕や手、さらには下半身へと神経が伸びています。
上を向く動作では、首の骨の間隔が狭くなり、脊髄や神経根が圧迫されます。通常であれば問題ない程度の圧迫ですが、既に神経が敏感になっている状態では、わずかな圧迫でもしびれや痛みを引き起こします。
「上を向いた時に、この中のアウスが高まるので、足に伸びる神経が伸びることがあります」
K様の場合、上を向くと足にしびれが出るという特異な症状がありました。これは背骨の中の圧が高まることで、下半身へ向かう神経が刺激されているためです。
くしゃみをしたり、寝返りを打ったりといった日常動作でも同様に神経が刺激され、しびれが走ることがありました。
姿勢と首への負担
電気工事という仕事柄、前かがみの姿勢が多いK様。この姿勢は首に大きな負担をかけます。
頭が前に出た姿勢では、首の後ろの筋肉が常に緊張し、首の骨への負担も増加します。長年この姿勢を続けることで、ストレートネックが進行し、筋肉の硬さも増していきます。
「ちょっと猫背っぽいところもあるので」という指摘通り、K様の姿勢には改善の余地がありました。
猫背の姿勢では、胸の筋肉が縮こまり、背中の筋肉が引き伸ばされます。このアンバランスが首の負担をさらに増加させ、神経症状を悪化させる一因となっていました。
施術後の変化と今後の展望
即座の変化と中長期的な改善
施術後、K様は「全然、全然楽ですよ」と感想を述べました。筋肉の緊張が緩み、動きやすくなったことを実感していただけました。
神経のしびれは筋肉の緊張だけでなく、神経自体の敏感さも関係しています。一回の施術で完全に消失するものではありませんが、筋肉の緊張が緩むことで、神経への圧迫が軽減され、症状の改善につながります。
「あ、しびれはまだあるけど、こっちが楽になったんじゃないかな。そんな感覚なんです」
完全ではないものの、確実に楽になった部分がある。この小さな変化が、改善への第一歩です。
継続的なケアの重要性
今回の症状は、長年の職業的負担の蓄積と、睡眠環境の変化が重なって引き起こされたものです。一回の施術で完全に解決するものではなく、継続的なケアが必要です。
肩甲骨の運動、首のストレッチ、姿勢の意識。これらを日常的に続けることで、筋肉が固まるのを防ぎ、良い状態を維持できます。
そして、凝りを感じたら早めに専門家のケアを受けること。症状が悪化してから慌てるのではなく、予防的にメンテナンスすることが理想的です。
仕事を続けるための体づくり
「仕事できなくなるんじゃない?」という不安を抱えていたK様。電気工事という専門技術を要する仕事を、これからも長く続けるためには、体のケアが不可欠です。
若い頃は多少無理をしても回復できましたが、年齢とともに回復力は低下します。だからこそ、定期的なメンテナンスで体をリセットし、良い状態を保つことが重要なのです。
整体や接骨院を利用する人は増えています。体のケアに投資することは、長く働き続けるための必要経費と考えるべきです。
仕事を失う不安から、体のケアへの投資へ。この意識の転換が、K様のこれからの人生の質を大きく左右します。
同様の悩みを持つ方へのアドバイス
早めの相談が重症化を防ぐ
K様のケースから学べる最も重要な教訓は、早めに専門家に相談することの大切さです。
症状が出始めた段階で相談していれば、ここまで悪化することはなかったかもしれません。しびれが手だけだった段階、背中の痛みだけだった段階で対処していれば、仕事への影響も最小限に抑えられたでしょう。
「どこ行ったらいいかも分からない」「助けてくれよ」という状態になる前に、気軽に相談できる専門家を見つけておくことが大切です。
接骨院、整体院、整形外科など、選択肢は複数あります。それぞれの特性を理解し、自分の症状に合った場所を選ぶことが重要です。
自己判断での寝具選びのリスク
高額な寝具を購入する際は、慎重な判断が必要です。展示会や店舗での短時間の試用だけで決めるのはリスクがあります。
可能であれば、返品・交換制度がある店舗を選ぶ、レンタルで試してから購入する、専門家のアドバイスを受けるなど、慎重に選ぶことをお勧めします。
また、高額だから良いとは限りません。自分の体型、体重、既往症などに合った寝具を選ぶことが最も重要です。
もし新しい寝具が合わないと感じたら、無理に使い続けず、元の環境に戻すことも選択肢の一つです。高額な投資をしたからといって、体に合わないものを使い続ける必要はありません。
セルフケアと専門家のケアの両立
K様が既に行っていた肩甲骨の運動や首のストレッチは、非常に良い取り組みです。このような自主的なセルフケアは、症状の予防と改善に欠かせません。
しかし、セルフケアだけでは限界があります。自分では届かない部分、自分では気づけない問題点があるからです。
専門家のケアとセルフケアを両立させることが、最も効果的なアプローチです。専門家の施術で体をリセットし、日常のセルフケアで良い状態を維持する。この組み合わせが理想的です。
また、セルフケアの方法についても、専門家のアドバイスを受けることで、より効果的で安全な方法を学べます。間違った方法で行うと、かえって症状を悪化させることもあるため、正しい方法を学ぶことが重要です。
よくある質問
布団を変えて症状が悪化することはありますか?
はい、あります。寝具が体に合わない場合、症状が悪化することは珍しくありません。
特に、柔らかすぎる寝具や硬すぎる寝具は、体の一部に負担が集中し、筋肉の緊張や神経の圧迫を引き起こすことがあります。また、既に体に歪みや痛みがある状態で寝具を変えると、新しい寝具に体が適応できず、症状が悪化することもあります。
新しい寝具を使い始めて数日〜2週間程度は適応期間として様子を見ることも必要ですが、明らかに症状が悪化している場合は、無理に使い続けず、元の寝具に戻すか、専門家に相談することをお勧めします。
しびれが出たらすぐに病院に行くべきですか?
しびれの原因や程度によります。以下のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
急激に症状が悪化している場合、足に力が入らない・歩けない場合、排尿・排便のコントロールができない場合は、緊急性が高い可能性があります。
一方、軽度のしびれで日常生活に大きな支障がない場合は、まず接骨院や整体院で相談し、必要に応じて医療機関を紹介してもらうという選択肢もあります。
当院では、神経学的な検査を行い、医療機関での精密検査が必要と判断した場合は、適切な医療機関をご紹介しています。
電気工事の仕事で体を痛めないコツはありますか?
電気工事は体への負担が大きい仕事ですが、以下のような工夫で負担を軽減できます。
作業姿勢に気をつけることが重要です。できるだけ前かがみの姿勢を避け、作業台の高さを調整するなど、体に負担の少ない姿勢で作業できる環境を整えましょう。
定期的に休憩を取り、ストレッチをすることも大切です。同じ姿勢を長時間続けず、1時間に1回程度は体を動かすようにしましょう。
また、作業後のケアも重要です。疲労を感じたら、入浴で体を温める、軽いストレッチをするなど、その日の疲れをその日のうちに解消する習慣をつけましょう。
そして、定期的に専門家のメンテナンスを受けることで、大きな症状が出る前に対処できます。
ストレートネックは治りますか?
ストレートネックの改善は可能ですが、完全に元の状態に戻すのは難しい場合もあります。
長年かけて形成されたストレートネックを短期間で改善することは困難ですが、適切なケアと生活習慣の改善により、症状を軽減し、進行を防ぐことは可能です。
具体的には、姿勢の改善、首周りの筋肉の柔軟性向上、適切な枕の使用、定期的なメンテナンスなどが有効です。
完全に元に戻らなくても、症状が改善し、日常生活に支障がなくなれば、十分に改善したと言えるでしょう。
肩甲骨の運動はどのくらいの頻度で行うべきですか?
理想的には1日に2〜3回、各5〜10分程度行うことをお勧めします。
K様のように1日3回行っているのは非常に良い習慣です。朝起きた時、仕事の休憩時間、就寝前など、決まったタイミングで行うと習慣化しやすくなります。
ただし、痛みが出る動作は避けてください。無理に大きく動かす必要はなく、気持ちよく感じる範囲で動かすことが大切です。
肩甲骨を寄せる、広げる、回すといった基本的な動作を、ゆっくりと丁寧に行いましょう。呼吸を止めず、リラックスして行うことがポイントです。
痛み止めはどのくらい使っても大丈夫ですか?
痛み止めは対症療法であり、根本的な解決にはなりません。長期的な使用は避けるべきです。
痛み止めで一時的に症状を抑えることは有効ですが、それに頼りすぎると、体からの警告信号を見逃してしまう危険があります。
また、長期間使用すると胃腸障害などの副作用のリスクも高まります。
痛み止めを使う場合は、用法・用量を守り、数日使っても改善しない場合は専門家に相談することをお勧めします。痛み止めで症状を抑えながら、根本的な原因に対処することが重要です。
仕事が忙しくて通院する時間がないのですが
仕事が忙しいことは理解できますが、体を壊してしまっては元も子もありません。
K様のように「仕事できなくなるんじゃない?」という状態になる前に、予防的にケアすることが、長期的には仕事の効率も上がります。
当院では、お仕事の都合に合わせて予約時間を調整することも可能です。また、1回の施術時間も症状に応じて調整できます。
まずは月に1回でも良いので、定期的にメンテナンスする習慣をつけることをお勧めします。症状が軽いうちであれば、短時間の施術でも十分な効果が得られます。
まとめ
K様のケースは、良かれと思って行った対処が裏目に出て、症状が悪化してしまった典型例です。しかし、適切な評価と施術により、改善への道筋が見えてきました。
新しい布団に変えてから首・背中・腕のしびれが悪化し、仕事が続けられるか不安を抱えていたK様。電気工事という専門職にとって、手足のしびれは致命的な問題でした。
詳細な検査により、腰や肩の神経自体には重大な問題がなく、筋肉の緊張と姿勢の問題が神経を圧迫していることが判明しました。
施術では全身のバランスを整え、特に背中、肩、胸周りの筋肉の緊張を緩めることに重点を置きました。施術後、筋肉の動きが改善し、楽になったことを実感していただけました。
今後は、継続的なケアと日常のセルフケアを両立させることで、症状の改善と予防を目指します。肩甲骨の運動や姿勢の意識など、K様が既に行っている取り組みを継続しつつ、定期的に専門家のメンテナンスを受けることが重要です。
仕事を長く続けるためには、体のケアへの投資が不可欠です。症状が悪化してから慌てるのではなく、予防的にメンテナンスすることで、仕事のパフォーマンスも向上します。
ご予約・お問い合わせ
たぬきの山整骨院では、首や背中の痛み、しびれなど、様々な症状に対応しています。国家資格を持つ柔道整復師が、丁寧なカウンセリングと評価に基づき、一人ひとりに合った施術を提供します。
仕事や日常生活に支障が出る前に、お気軽にご相談ください。
たぬきの山整骨院
宮城県仙台市青葉区柏木1丁目6-27 MYコーポB101たぬきの山整骨院
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
